iOSの標準マップがカーナビとして十分すぎる程に進化していた。

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お盆休みを利用してレンタカーで実家へ帰省したのですが、料金をけちった為オプションのカーナビをつけませんでした。
久々にカーナビ無しでの運転だったのでiPhoneのアプリでナビゲーションをしてもらおうと、Mapfanを起動しました。
しかしルートがあらぬ方向を通っており明らかな遠回りだったのでしばらく起動していなかった純正アプリを起動してみる事に。
すると思ったルートが出たので、そのままセットして運転スタート。

ナビとして十分な機能をもった標準マップ

カメラロール-1727

こちらは阪神高速走行時のスクリーンショット(走行中は同乗者に撮影してもらいました。くれぐれも運転中の操作はされないように)主要都市だけでしょうが建物が3D化され走っている景色とリアルにリンクします。ビルの外観などのテクスチャはまだ対応してないみたいですが十分分かりやすい。そしてさらに驚いたのが…

ロック画面での挙動も大変秀逸

カメラロール-1729

田舎の道に入りナビを頻繁に見なくなったのでバッテリー消費を抑えようとiPhoneをロックしました。するとカーブや方向指示の音声の際画面が点灯して教えてくれます。しかも、ロック画面でスクリーンショットの様にナビが動いています。細かい事ですがこの辺りの作り込まれたUIはさすが純正。
Googleマップも大変優秀ですが、やはりここまでのOSにマッチしてはいません。

もちろん車載オーディオとして音楽も再生

これは当然ながらナビゲーションを起動したままバックグラウンドで音楽再生もできます。ここまで出来ると本当に車載のカーナビがいらなくなるレベルですね。因に音楽はBluetoothでiPhoneと接続し、FMでカーオーディオと接続できるこちらを使用。快適なドライブを楽しめました。ナビの音声案内の時はちゃんと音楽が小さくなり、音声案内を聞き取りやすくしてくれます。

シガーソケットに挿すだけで電源供給。自動でBluetoothがONになり音楽再生が出来ます。しかもUSBケーブルを挿せるのでiPhoneの充電も可能。マイクは内蔵されていないので電話着信時はiPhoneからの音声に切り替わります。

今回感じた問題点

cooldown

夏だったからかもしれませんが、ダッシュボードに設置しているとiPhoneから初めてみる表示が「iPhoneを冷やして下さい」ウワサでは聞いた事がありましたが本当に高熱になると表示されるみたいですね。ナビ+音楽+猛暑ではさすがに本体が高温になりすぎたようです。
なので設置場所を替えエアコンの送風口に取り付けました。すると冷気でiPhoneが冷やされその後は何事もなく使用する事ができました。
因にiPhoneの固定に使用したのはこちら。

iPhoneやスマートフォンを固定。ゲル吸盤がどこにでも強力にくっつきます。今回はエアコン部分にクリップで本体を挟み、iPhoneにゲル吸盤をくっつけました。

iPhone×ナビゲーションの今後

少し前にiCarのコンセプトモデルとしてフォルクスワーゲンが車にiPhoneを接続する試みをしていましたが、これは今後本格的に機能が追加されていきブラッシュアップされて各メーカーと連携するのではないかと思います。そうなるとカーナビメーカーとしてはかなりの脅威になる事でしょう。
現時点でこれだけ使えると車の購入時にナビをつけない方もたくさん出てくるのではないでしょうか。そう感じた今回の帰省ドライブでした。標準マップでナビを試した事がない方は是非お試しあれ。

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