WiMAXとMVNOどっちを使えば良いの?
という内容を最近よく聞かれます。
MVNOは最近TV CMなどでも放送されていて、スマホの料金を節約できる!と話題になっていますよね。
MVNOもモバイルデータ通信の手段の一つですが、WiMAXと比べるとどんなメリットやデメリットがあるでしょうか?
WiMAXとMVNOの契約で悩んでいる方のために、2つのサービスを比較してみたいと思います。
WiMAXとMVNOを比べる
WiMAXとMVNOは用途によって使い分けるのがおすすめですが、どんな人はWiMAXに向いていて、どんな人はMVNOを使うと良いのでしょうか?
両者の特徴を見ていきましょう。
WiMAX | MVNO | |
音声通話 | × | ◎ |
通信上限 | 無制限 | 制限あり |
通信速度 | 220Mbps | 160Mbps |
エリア | ◎ | ◎ |
まとめると上のようになります。
MVNOは様々な会社が提供していますが、通信に使われる回線の元はDocomo回線が多く、最高速度はDocomoのLTE通信と同じになります。
またMVNOは月々のパケット通信に上限が設けられていて、契約した上限を超えて通信する分は128kbbs〜200kbpsに低速化されます。
設定される上限は契約する料金プランによりますが、大体2GB〜10GBの範囲で通信を提供しています。
データ通信のみのSIMカードと音声通話がついたSIMカードが選べるので、スマホに挿して電話としても使いたい方は、データ通信のみのカードよりも月額使用料が少し高くなります。
WiMAXはデータ通信がずっとどれだけ使っても高速なままですが、音声通話がついていません。
ですのでWiMAXは他にスマホやタブレット端末を持っていて、それらとWiFi通信をして使用することになります。
WiMAXとMVNOどちらを選ぶ?
WiMAXの最大の魅力は月々の上限を気にせずにデータ通信ができることです。
MVNOの魅力はデータ通信量を抑えると格安で使用することができます。
逆にMVNOでもデータ通信の上限を引き上げると、WiMAXと同等の価格、もしくはWiMAXよりも高い料金を支払うことになります。
スマホでテザリングもしないし、外出先で動画もみない。家や職場には固定回線が引いていて、常にWiFi環境にいる。という方は、一番安いプランでMVNOを契約するのがおすすめです。
WiMAXは外でもネットをたくさんしたい。映画や音楽もストリーミングしながらカフェやコワーキングスペースで作業したい。
家の固定回線もスマホのデータ通信も一本化して安く抑えたい。という方はスマホの一番安いプランを契約して、固定回線は解約。WiMAXを家でも外でも使うという方法をおすすめします。